日本は不妊治療が最も多く行われてる国

瀬谷のシホです。

不妊治療のひとつとして、採卵というのがあります。

これはいわゆる体外受精の一種です。

簡単に言うと、排卵寸前の卵子を体から取り出して、体外で精子とくっつけます。

うまくいくと受精卵ができるので、これをまた母体に戻します。これで着床すれば妊娠するというわけです。

ただ、この方法は体外受精の中でも最も負担もかかるし、成功率は低いそうです。

タイトルにもありますが、日本は体外受精の最も多い国なんです。世界一です。これ意外と知られてないですよね。

2位はアメリカなのですが、アメリカに大きく差を空けての1位です。

しかも考えてみてください。アメリカは日本より3倍ぐらい人口が多いのに大差で日本が1位なんです。

更に問題はそこではありません。日本は、採卵の実施件数が最も多い一方で成功率が最下位なのです。これは明らかに採卵の実施方法に問題があると言わざるを得ません。

これは日本の医師の技術が低いのか?といわれればそうではありません。採卵の方法に問題があるといわれているのです。

日本は、海外に比べて健康志向、自然志向であることは有名です。薬に頼らない、自然の流れに逆らわないという風潮が強く根付いています。

その風潮が不妊治療にも影響しているのです。

排卵誘発剤というものがありますが、これは文字通り排卵を促す薬です。確かに負担はかかりますし、体に良いものとはいえないかもしれません。

海外の不妊治療ではこの排卵誘発剤を使うのが当たり前ですが、日本ではあまり好まれていないのが現状です。

薬を使わずに自然な排卵のタイミングを待つ方法が主流なのです。先ほども言ったように、体外受精の成功確立はたださえ低いです。

自然周期で排卵をすれば、育つ卵子は一つです。この一つの卵子で着床まで成功する確立は極めて低いのです。

排卵誘発剤を使えば、卵子が増えます。7個から多い人で数十個の卵子ができると言います。それだけで何倍も成功確立が増えることは言うまでもありませんね。

海外では体外受精を成功させるためには平均で25個の卵子が必要とされています。1回の体外受精で一つの卵子を使わなければ成功まで25回の体外受精をしなければならない計算になります。当然、そんな時間もお金もかけられるはずがありません。

ちなみにイギリスでは、自然周期での体外受精を勧めてはいけない、と医師の間では決まってるそうです。成功確立が低いからです。